Wednesday, 9 September 2026

文法「〜そうです」

 「そう」ー 聞いたことと見た目 appearance の使い分け


日本語の「そう」には、聞いたことと見た目 (appearance)・予測(よそく prediction)の2つの意味があります。


1. 「そう」(聞いたこと・伝聞でんぶん hearsay)

人から聞いたことや、ニュース・本などで知った情報(じょうほう)を他(ほか)の人に伝(つた)えるときに使います。「〜と言っていました」「〜らしいです」という意味です。


形(文法)

ふつう形(plain form) のあとに「そう」をつけます。

品詞

接続(作り方)

例文

動詞

辞書形 + そう

ない形 + そう

明日雨がふるそうです。

田中さんは来ないそうです。

昨日、北海道で雪がふったそうです。

田中さんは来なかったそうです。

い形容詞

~い + そう

その映画はおもしろいそうです。

おもしろくない/おもしろかった/おもしろくなかった

な形容詞

~だ + そう

この町はしずかだそうです。

しずかじゃない/しずかだった/しずかじゃなかった

名詞

~だ + そう

あしたは休みだそうです。

休みじゃない/

きのうは休みだったそうです。/休みじゃなかった


ポイント:情報のニュースソース(どこで聞いたか)を言うときは、「〜によると」を一緒に使います。

  • 天気予報(よほう)によると、明日雨が降るそうです


2. 「そう」(見た目 appearance・予測よそく prediction)

自分の目で見たときの感(かん)じや、「今にも〜しそうだ」という予測を言うときに使います。「〜に見える」という意味です。


形(文法)

ます形から「ます」をとった形や、形容詞の最後の文字をとった形につけます。

品詞

接続(作り方)

例文

動詞

ます形(~ます) + そう

雨がふりそうです/でした。

雨はふらなさそうです/でした。

い形容詞

~ (マイナス)い~~ + そう

このケーキはおいしそうです。

このケーキはおいしくなさそうです。

な形容詞

~ ~(マイナス)な~~ + そう

彼女は元気そうです。

彼女は元気じゃなさそうです。


注意する形

  • いい(い形容詞) → よさそう

  • ない(否定) → なさそう

  • 名詞には使えません(✕「雨そうです」とは言えない)。

過去形

  • きのうは 雪が ふりそうでしたが、ふりませんでした。

  • あの店のケーキは おいしそうでした。

  • 彼女は元気そうでした。



3. 形のくらべかた(まちがえやすいポイント)

  • い形容詞(おいしい)

    • 見た目:おいしそう = おいしそうに見える

    • 伝聞:おいしそう = おいしいと聞いた

  • な形容詞(元気な)

    • 見た目:元気そう = 元気に見える

    • 伝聞:元気そう = 元気だと聞いた

  • 動詞(ふります)

    • 見た目:ふそう(ふりそう)=くもが多くて、今にも雨になりそう

    • 伝聞:ふそう(ふるそう)=天気予報で雨だと言っていた



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Marugoto A2/B1 Topic 6 〜そうです(hearsay, looks, appears)

日本語の「〜そうです」には二つの使い方がありましたね。 練習しましょう。