「そう」ー 聞いたことと見た目 appearance の使い分け
日本語の「そう」には、聞いたことと見た目 (appearance)・予測(よそく prediction)の2つの意味があります。
1. 「そう」(聞いたこと・伝聞でんぶん hearsay)
人から聞いたことや、ニュース・本などで知った情報(じょうほう)を他(ほか)の人に伝(つた)えるときに使います。「〜と言っていました」「〜らしいです」という意味です。
形(文法)
ふつう形(plain form) のあとに「そう」をつけます。
ポイント:情報のニュースソース(どこで聞いたか)を言うときは、「〜によると」を一緒に使います。
天気予報(よほう)によると、明日雨が降るそうです
2. 「そう」(見た目 appearance・予測よそく prediction)
自分の目で見たときの感(かん)じや、「今にも〜しそうだ」という予測を言うときに使います。「〜に見える」という意味です。
形(文法)
ます形から「ます」をとった形や、形容詞の最後の文字をとった形につけます。
注意する形:
いい(い形容詞) → よさそう
ない(否定) → なさそう
名詞には使えません(✕「雨そうです」とは言えない)。
過去形:
きのうは 雪が ふりそうでしたが、ふりませんでした。
あの店のケーキは おいしそうでした。
彼女は元気そうでした。
3. 形のくらべかた(まちがえやすいポイント)
い形容詞(おいしい)
見た目:おいしそう = おいしそうに見える
伝聞:おいしいそう = おいしいと聞いた
な形容詞(元気な)
見た目:元気そう = 元気に見える
伝聞:元気だそう = 元気だと聞いた
動詞(ふります)
見た目:ふりそう(ふりそう)=くもが多くて、今にも雨になりそう
伝聞:ふるそう(ふるそう)=天気予報で雨だと言っていた
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